免疫力を高めるために知っておきたいこと
免疫力の鍵を握る“自然免疫”とは？
自然免疫は、私たちの体を守る「最初の防御システム」です。特に、体内で毎日発生しているとされるがん細胞を見つけて対処する働きを持ち、外から侵入してくる病原体に対してもすぐに反応し、健康を支える重要な役割を果たしています。
さらに、自然免疫は「獲得免疫」をサポートするスイッチのような役割も担っています。自然免疫が「ここに異常があります！」と知らせることで、獲得免疫が正確に働き、がん細胞や病原体を効率よく排除できるようになるのです。
自然免疫が元気に働いていると、体内で発生したがん細胞が増殖する前に対応できる可能性が高まります。
一方で、自然免疫が弱まると、こうした防御力が低下し、がん細胞の見逃しや増殖のリスクが高まることもあります。
自然免疫が弱っていると、どうなりますか？
自然免疫が弱まると、体の防御力が低下し、病気の原因が「免疫の網」をすり抜けてしまいます。
その結果、がん細胞や病原体が体内で増えやすくなる可能性があります。
自然免疫が弱る一番の理由は加齢です。
実は自然免疫は20歳をピークに徐々に低下し、40歳で半分、70歳になると10％程度にまで減少すると言われています。
また、病気やその治療に伴う薬の副作用も自然免疫の低下を引き起こすことがあります。
次のデータは、自然免疫に大切なナチュラルキラー細胞（NK細胞）の活性が低い人と高い人で、がんのリスクを比べた研究結果です。
自然免疫を維持して健康を守るために
自然免疫がしっかり働くことで、病気の原因を見つけ出し、それを獲得免疫に伝えて攻撃を指示することができます。この連携をスムーズに行うことが、私たちの健康を守る大切な仕組みです。
だからこそ、年齢や治療の影響で低下する自然免疫を守り、その力を維持することが大切です。
自然免疫を支える生活習慣を心がけたり、体を内側からサポートする成分を取り入れたりすることで、免疫力を高める工夫を始めてみませんか？
自然免疫を守ることが、毎日の安心と健康、そして大切な未来へとつながります。
東京大学との免疫研究
自然免疫を高める成分の開発
ブロリコとは何ですか？
ブロリコとは、当社と東京大学が、ブロッコリーから抽出・開発した免疫力を高める成分です。
ブロリコを飲用することで免疫力が高まることが臨床試験で実証され、免疫学者や専門医から注目されています。
他の成分との違いは何ですか？
特長１. 免疫力を高める効果
東京大学と開発した測定方法で様々な成分を比較し、ブロリコの自然免疫を高める効果は他の成分を上回ることがわかりました。
Drug Discoveries & Therapeutics. 2012; 6: 88-93, ©Imagine Ogata Seimeigaku Laboratory.
特長２. 抗酸化作用
ブロリコには抗酸化作用があります。
特長３. ブロッコリー由来の天然成分
ブロリコは、当社と東京大学が開発した特許技術によって、ブロッコリーから抽出した成分です。臨床試験と、これまでの喫食実績から、安全性が確認されています。
ブロリコをどうやって発見したのですか？
東京大学と共同で、カイコを使って免疫力を測定する方法を開発し、その方法を使ってブロリコを発見しました。
なぜカイコを使うのですか？
カイコは人と同じく自然免疫を持っていますが、カイコには免疫が活性化すると筋肉が縮む性質があります。さらに、免疫が強く活性化するほど、筋肉もよく縮むのです。
東京大学と当社は、この特性を利用して、フコイダン、アガリクスや乳酸菌などの成分がどのくらい免疫力を高めるのかを測定して比べる技術を開発しました。
免疫力を高める成分を注射してカイコの筋肉が縮む様子
免疫力を高める成分ほど、筋肉をより縮ませます。
※ここを押すと、実験中のカイコの写真が表示されます。
東京大学の研究チームと共同で、膨大な種類の成分の免疫力向上効果を比較しました。その結果、5年の歳月をかけて、ブロッコリーから100℃以上の熱で抽出した成分が、最も免疫力を高めることを発見。この成分がブロリコです。
臨床試験をしたのですか？
私たちは世界で初めて、ヒト臨床試験を通じて、ブロリコが免疫力を高めることを明らかにしました。臨床試験は、2012年、2022年、2023年の3回おこない、多角的に免疫効果を検証しています。
どのようにして免疫力が高まるのですか？
ブロリコを飲用すると、樹状細胞、ナチュラルキラー細胞(NK細胞)などの免疫細胞の活性が上がって活発に働くようになり、免疫力が高まります。
症状への影響はどうなっていますか？
臨床試験では、プラセボ（偽薬）を飲んだ人たちと、ブロリコを飲んだ人たちでは、ブロリコを飲んだ人たちの方が免疫低下によって起こる症状の発症日数が少ないことがわかりました。
自然免疫を高める「ブロリコ」
日本、アメリカ、欧州などで関連特許を取得
東京大学と共同で取得した特許
2012年11月20日【米国：第8313779号】
2013年6月12日【欧州：第2133693号】
2013年10月25日【日本：第5394233号】
2014年2月7日【日本：第5468750号】
2014年3月7日【日本：第5491082号】
2015年3月20日【日本：第5714329号】
2019年6月1日【台湾：第1660969号】
2020年11月5日【日本：第6788882号】
ブロリコの多様な機能
最新の研究から、ブロリコには免疫力を高める作用のほか、以下の作用をもつことがわかりました。
・抗酸化作用
・脂肪細胞の脂肪蓄積を抑制する作用
・糖を生成するαグルコシダーゼを抑制する作用
医療業界の声
革新的な抽出技術
どうすれば摂取できますか？
東京大学の研究によると、ブロリコは細胞壁の内側に存在する成分で、通常の調理ではほとんど取り出すことができません。
そこで当社は東京大学と共同で、ブロリコを抽出する特許技術を開発しました。現在報告されている範囲では、この技術が、高い免疫効果を持つブロリコを取り出す唯一の方法です。
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