目次
免疫を高める５つの方法
免疫機能が低下すると、ウイルスや細菌による感染症、がん、各種の炎症性やヘルペス等の発症リスクが高まります。
では、免疫機能を高めるためには、どのようなことを心がけたらよいのでしょうか。ここでは日常生活で簡単にできる5つの方法を紹介します。
ストレスを溜め込まない
ストレスを感じない生活を送るのが理想ですが、ノンストレスな環境を作るのは簡単ではありません。そのため、ストレスを感じたら溜め込まないうちに発散するように心がけましょう。
気になることは誰かに相談したり、趣味の時間を作ったりしてこまめにストレスを発散します。ストレスは免疫機能の低下だけでなく心の病気を引き起こす原因ともなるので、自分一人で対処が難しいと感じたときは、カウンセラーや精神科医に相談してみてください。
質の高い睡眠を取る
翌日の昼に眠気が来ないよう、質のよい睡眠を取りましょう。睡眠の質を高めるためには、次のポイントを押さえることが大切です。
- 朝起きたら日光を浴びる
- 入浴は就寝の2～3時間前に済ませる
- 寝る前にパソコンやスマートフォンなどの強い光を浴びない
- 寝る直前に食事をしない
- アルコールを摂りすぎない
定期的に運動を行う
適度な運動は、免疫機能を高めます。一方で、運動不足だったり過度な運動を行ったりすると免疫機能は低下するので注意しましょう。心拍数が軽く上がるくらいの軽い運動を一日に20分以上行い、これを週に5日以上継続すると免疫機能が高まります。
喫煙や飲酒を控える
喫煙している方は禁煙を始めましょう。飲酒量はゼロにする必要はありませんが、厚生労働省が発表している「健康日本21」によると、純アルコールで一日平均20g程度が節度ある適度な飲酒量として記載されています。ビールなら中瓶1本、焼酎なら1合が目安です。
バランスのよい食事を摂る
偏った食事はせず、炭水化物と脂質、タンパク質をバランス良く摂る食生活を心がけましょう。忙しいとついつい「おにぎりだけ」や「パンだけ」と、炭水化物ばかりを摂りがちです。近頃では栄養バランスに優れた冷凍の宅配弁当もありますので、うまく活用してみてください。