なぜ免疫が重要なのか?
免疫は、私たちの体を守るために不可欠なしくみです。免疫力が低下すると、ウイルスや菌などの病原体に対する防御が弱くなり、がんの発生や進行のリスクが高まります。
免疫において特に重要なのが、NK(ナチュラル・キラー)細胞です。免疫の最前線で活躍するNK細胞は、病原体に感染した細胞やがん細胞を発見して排除しますが、NK活性は加齢や生活習慣によって弱まることが知られています。
NK活性とがん罹患率を調査した研究では、「NK活性の低かった人と高かった人を追跡調査すると、NK活性の低い人(男性42%以下、女性34%以下)は、がんのリスクが高かった」ということが報告されています。
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人は誰でも年を取ると、免疫細胞の活性が落ちます。健康長寿を実現するためには、NK細胞を始めとする免疫細胞たちの活性をなるべく高く保つことが大変重要です。
東京大学と共同
免疫力を高めるための研究
私たちは、東京大学と免疫力を高めるための共同研究を行い、ブロッコリーに含まれる多糖体である「ブロッコリー多糖体」が免疫を活性化することを発見しました。ブロッコリー多糖体は臨床試験において免疫力を顕著に高めることが確認され、免疫学者や医療関係者から注目されています。
臨床報告
注目すべき臨床結果(抜粋)
NK細胞
ブロッコリー多糖体を摂取した被験者は摂取前と比べて、血液中のNK活性が上昇する傾向が確認されました。
免疫力の低下で起こる症状の発症リスクを下げる
ブロッコリー多糖体摂取群とプラセボ群を比較すると、プラセボ群に比べて、免疫力の低下によって起こる症状(喉の痛み、熱っぽさ、倦怠感、鼻汁など)の発症日数が、40%以上減少することが確認されました。
医療業界の評価
ブロッコリー多糖体をどうやって発見したか?
カイコを使って免疫力を測定する方法を東京大学と開発し、それによってブロッコリー多糖体を発見しました。
免疫を活性化する成分を注射してカイコの筋肉が縮む様子
※ここを押すと、実験中のカイコの写真が表示されます。
東京大学の研究チームとともに、大量の食品成分を試験し、5年の歳月をかけてブロッコリーから100℃を超える熱で抽出した多糖体に強い免疫活性があることを発見しました。
他の成分より免疫活性作用が強い
抗酸化作用が強い
免疫力の低下を防ぐためには、免疫そのものを活性化するだけでなく、活性酸素から免疫細胞を保護することが重要です。その観点から、ブロッコリー多糖体の抗酸化作用を測定したところ、高い抗酸化作用をもつことがわかりました。
ブロッコリーを食べると摂取できるのか?
生や茹でた状態のブロッコリーを食べても体内に吸収されず排出されてしまい、食事で十分な量を摂取するのは難しいと考えられます。ブロッコリー多糖体は特殊な製法によって抽出して凝縮する必要があります。
東京大学と共同で特許取得した製造技術
私たちは、東京大学の研究チームと共にブロッコリー多糖体の製造技術を確立し、高い免疫活性作用をもつブロッコリー多糖体を取り出すことができるようになりました。
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- ブロッコリー多糖体 研究レポート
東京大学との共同研究結果や臨床報告、ブロッコリーからの抽出方法を詳しく解説。 - 免疫応援ブック
免疫のしくみや免疫力アップの秘訣を紹介。
『一人でも多くの方に元気で笑顔になっていただきたい』その思いから、私たち研究員が作成しました。
健康長寿への第一歩
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