東京大学と開発
免疫力を高めるブロリコ

1. ブロリコとは?

ブロリコとは、東京大学とイマジン・グローバル・ケア社が世界で初めて発見したブロッコリーの有効成分です。

現代の日本では、年齢に伴う体の変化、異常な細胞の増殖やさまざまな病気、薬の副作用によって、自分でも気づかないうちに免疫力が下がってしまい、「病気になりやすい」「症状が改善しない」「薬物治療と副作用がつらい」という悩みを持つ方がたくさんいます。

ブロリコは、ヒトの免疫力を高めることが実証され、免疫学の世界的権威や医療業界から注目されています。

2. どうやって発見したのか?

東京大学と共同研究を行い、カイコを使って免疫力を測定する方法を生み出しました。

カイコは、人と同じ病気にかかり同じ薬で治るという特徴があります。さらに、免疫細胞が活性化すると筋肉を収縮させるため、収縮度合いで投与物質の免疫効果の大きさがわかるという特性があるのです。

この成果は世界的に権威のある科学誌「The journal of biological chemistry」に掲載されました(右)。


この方法を使って、フコイダン、β-グルカンなど様々な成分をためし、5年の歳月をかけて、ブロッコリーから特殊な条件で抽出した有効成分『ブロリコ』に最も高い免疫効果があることを発見しました。

免疫活性の測定方法に関する論文(東京大学)

この免疫測定技術とブロリコの革新性は、日本をはじめ、アメリカや欧州などでも評価され、特許を取得しています。

カイコを使って免疫力を測定する方法を東京大学と生み出し、それによってブロリコを発見しました。

カイコは、人と同じ病気にかかり同じ薬で治るという特徴があります。
さらに、免疫細胞が活性化すると筋肉を収縮させるため、収縮度合いで投与物質の免疫効果の大きさがわかるという特性があるのです。

そこで我々は、さまざまな栄養成分をためし、5年の歳月をかけて『ブロリコ』とその高い免疫効果を発見しました。

3. 他の成分を上回る免疫活性

ブロリコの最大の特長は、圧倒的な免疫活性です

東京大学と開発した免疫活性測定法では、フコイダンやβ-グルカンを大きく上回る効果が確認されています。

免疫活性の比較
成分免疫活性値
ブロリコ660
アガリクス410
東京大学が研究
高い免疫活性をもつ酸菌
165
ハナビラタケ120
β-1,3 グルカン100
β-1,6 グルカン38
フコイダン36
ウコン由来多糖体19
免疫活性化乳酸菌17
レンチナン10
インビトロ試験。出典:2024年12月までの論文および自社研究におけるin vitro試験の結果をもとに作成。試験方法:自然免疫系を有するカイコ筋標本に各成分を注射し、免疫活性の程度を筋収縮を指標として測定。材料:プロポリスはエタノール抽出物、ハナビラタケ、アガリクスは熱水抽出物、ブロリコは特許技術で抽出した精製品を使用、他の成分は精製品相当を使用。

4. ヒト臨床試験で効果を確認

東京大学、大阪大学や神戸大学などの研究者が行った臨床研究から、ブロリコを継続摂取することで免疫細胞が活性化して免疫力が高まり、免疫低下症状の発症リスクが低下することがわかりました。

ブロリコは、幅広く免疫細胞に作用します。

【臨床試験】樹状細胞とキラーT細胞(CD8+CD28+T細胞)についてはランダム化比較試験(*p<0.05, N=96,薬理と治療. 50(6):1065-1078,2022,*p<0.05, N=42, 投稿準備中.)NK細胞と好中球については前後比較試験(*p<0.1,N=16, 薬理と治療. 40(6): 489-494,2012)

NK細胞(ナチュラルキラー細胞)
体内を巡回し、がん細胞やウイルスに感染した細胞を素早く察知し、攻撃する免疫の第一線を担う細胞。

キラーT細胞
一度戦ったウイルスやがん細胞を記憶し、的確に認識して攻撃する、免疫の精密な防衛機構。

好中球
細菌や異物をいち早く感知し、飲み込んで無力化することで、感染の拡大を防ぐ免疫の最前線の働き手。

樹状細胞
ウイルスや異物を認識し、その情報をT細胞に伝えて免疫反応を指揮する、免疫の司令塔の役割を担う細胞。

免疫低下症状の発症を抑える

さらに、ブロリコは、免疫低下症状の発症リスクを下げることも明らかにされています。

免疫低下症状の発症日数
【臨床試験】ランダム化比較試験において、ブロリコ摂取群とプラセボ群で、免疫低下が原因と考えられる症状の発症日数を比較。摂取群はプラセボ群と比較して発症日数が有意に少なかった(* p<0.05, N=96)。 薬理と治療. 50(6):1065-1078(2022) 2023年実施の臨床試験でも同等の結果を得た。

5. 免疫力が低下する原因とサイン

免疫力が低下する一番の要因は加齢です。一般的に免疫力のピークは20歳前後であり、40歳ではピーク時の50%、70歳ではピーク時の10%となります。

また、病気や病気の治療に使う薬の副作用も、免疫力の著しい低下を引き起こすことがあります。女性の妊娠中、食生活や睡眠が乱れている時も、免疫力が低下します。

上記に当てはまる方々で、以下のような免疫力の低下の兆候が見られる方は、免疫力を高める食事・生活を心がけることが大切です。

・検査数値が悪い
・いつもだるい
・疲れが抜けない
・肌が荒れる
・口内炎ができやすい
・身体が冷える
・おなかを壊しやすい
・体調を崩しやすい

6. 免疫力を高めるブロリコは日・米・欧で一連の特許を取得

  • 2012/11/20 米国:第8313779号
  • 2013/6/12 欧州:第2133693号
  • 2013/10/25 日本:第5394233号
  • 2014/2/7 日本:第5468750号
  • 2014/3/7 日本:第5491082号
  • 2015/3/20 日本:第5714329号
  • 2019/6/1 台湾:第1660969号
  • 2020/11/5 日本:第6788882号

専門医からも評価されています。

『巷には免疫に働くといわれている食品や成分の情報が多くあります。こうした状況で私が重視していることは、エビデンス(根拠)をもとに判断することです。どれだけ信頼性のある臨床試験で効果が確認されてきたか、という観点から判断することがとても大切です。この観点から、私は、信頼性の高い根拠をもつ免疫に働く成分として、ブロリコに注目しています。

7. ブロリコの摂取方法

東京大学の研究結果から、ブロリコは、ブロッコリーの細胞壁内に存在するため、調理ではほとんど取り出せないことがわかっています。

東京大学とイマジン・グローバル・ケアが開発した特殊技術を使って初めて十分な量を抽出できます。

そのため、ブロリコはサプリメントなどで摂取することが効率的です。

免疫力向上にブロリコ

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聞き取り調査結果:2024年9月-2025年2月,N=821,複数回答

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メディア掲載

  • ライフライン21 がんの先進医療 VOL.53
  • がんサポート 2014年10月号